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2024年04月17日

●POLA様「デジタルミュージアム」撮影

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https://cosmetic-culture.po-holdings.co.jp/digitalmuseum/
撮影に数年を費やしたPOLA(ポーラ文化研究所)様
「デジタルミュージアム」の所蔵品撮影が、
この度めでたくローンチとなり、
ご許可も頂きましたので、ご報告させて頂きます。
是非ご高覧頂けますと幸いです。

全て当時の職工の手作り。
漆器、銀器、鼈甲、金蒔絵、螺鈿細工、結髪雛形などなど
貴重な品々の撮影を9割以上担当させて頂きました。
所蔵品に負担をかけてはならない為、
写り込みを消すためのスプレーなどは一切なし
そして切り抜きではなくほぼカクハンの撮影ですので
漆や銀器などの写り込みは全てオーダーメイド
背景の素材は乳白アクリル透過をメインとし、
結髪の髪の毛一本一本も再現するという撮影でした。
工業製品ではなく、実際に使用されていた物もあるので
写り込みラインを作るのに工夫いたしました。

撮影を担当させて頂きとても光栄です。
私自身、勉強にもなり見聞が広がりました。
所員の皆様、本当にお疲れ様でした。
心より感謝いたします。

見ているだけでも楽しい世界各国の結髪雛形。
ヘアラインを出すことに注意して撮影しました。(下写真))
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一見、平面に近いと思われる櫛の質感と造形は
よく見ると立体的でとても美しく、撮影時に感動の連続でした。
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全面鏡面に近い器はスプレーなしの撮影。
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