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2011年12月31日

●激動2011

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やはり今年も激動の一年でした。
しかも予想だにしなかった激動の年。
東北の震災、タイの洪水、等の自然大災害、イスラム世界の民主化、等
数え上げるとキリかせありません。
有史以来 激動しなかった年なんてないのかもしれませんが、
どうか来年こそは良い年で有って欲しいですね。

今年も皆様には大変お世話になりました。有り難うございます。
また来年もよろしくお願いいたします!

2011年12月29日

●怖じ気づくことの必要性

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「ユダヤ人大虐殺の証人ヤン・カルスキ」の著者
ヤニック・エネル氏を撮影させて頂きました。
2012 「文藝」春号に掲載されています。

2011年12月22日

●DOMMUNE

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グラフィックデザイナー、映像作家、現代美術家、文筆家、京都造形芸術大学情報デザイン学科映像メディア科教授と多彩な才能をお持ちの天才VJ宇川直宏さんが主催する「DOMMUNE」公式ガイドブック2の撮影をさせて頂きました。
今回は今最も旬なアイドル「ももいろクローバー」さんの表紙と巻頭グラビア撮影を担当させて頂きました。
勿論撮影ディレクションは宇川さんです。

2011年12月14日

●南相馬パノラマ

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福島で撮影があったので南相馬の海岸まで行ってきました。
原発からは35キロくらいでしょうか・・
東京ではあのような感覚を実感できなかったのですが
一人で現地の人気のない荒野の中に立って、吹き抜ける風の音や潮のにおいを感じ、がれきの山や破壊された建物を見ていると厳粛な気持ちになりました。
距離と時間経過によって人の感覚が薄まることは仕方がないこととは思いますが
現地に立つとまだまだ震災の傷跡は癒えていないことを実感しました。
きっと津波は写真中央から轟音とともにうねりながら襲ってきたのだと想像します。

今年の世相を表す一字は「絆」だそうですがとても大切な一字だと思います。

写真は全周パノラマに合成してあります。
福島駅で運良く借りられたレンタカー(松の木の下に写っています)
を起点にして撮影しています。左右の松の木は同一のものです。
海岸右の遠くに見える施設は東北電力火力発電所

(画像クリックでポップアップします。マウスを使って画像を左右に振ってご覧ください)

2011年12月13日

●月食

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(画像クリックでポップアップします)

Nikon 300mmF2.8 X1.4 露出 f5.6 1/250sec ISO400 WB=太陽光 

小学生の頃、月刊「天文ガイド」をよく見ていました。
難しい数値はよく分からなかったのですが
巻頭に載る天体のグラビアがなんともいえずロマンチックで
食い入るように見ては宇宙を空想していたのをよく覚えています。
今回の皆既月食はあのころ持っていた天体への興味を改めて思い出しました。
子供がいるので遠出せず自宅の庭で熱いコーヒーをすすりながら観測しましたが、
都心にしては大気の状態がよくクリアな写真を撮影することができました。
普段は丸い平面的な画としてとらえていた月が
昨日の天体ショーでは見事な球面立体として認識でき大満足。
いやいや、とにかく素晴らしかったですね。しかし寒かった!

明日は朝から北の方へロケに行きます。
寒くなっても頑張るぞぅっ!

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2011年12月10日

●冬舞台

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バレエダンサーの ふじたしょうこ さんを撮影しました。

シャッターを切った時間は朝の6時です。
四本の長い四肢がゆっくりと絶妙なバランスを生み出したその瞬間、
真っ暗な冬の海が彼女の舞台となりました。
BGMは浜に打ち寄せる波の音と風による衣擦れ音のみ。
過酷な寒い海で舞うダンスに酔いしれた贅沢な時間でした。
ふじたさん! リスペクトです。
画像合成ではなく一発写真です。(画像クリックでポップアップします)

2011年12月03日

●「うたかたの庭」

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本日は昼から簡易建て込みでイメージ撮影。
9カット撮影して21時半に終了した後、
日本デザインセンター時代の同期会にかけつけました。
場所は当時よく通った銀座7丁目のライオン。
みんなに会うと当時を思い出しなんだか元気になります。
実は今度の同期会はメンバーのYUCOさんの個展がきっかけです。
時間の都合で今日は観れませんでしたが
期間内には是非行ってみたいと思っています。
なんというか・・彼女の作品には人を癒す力があるのです。
世の中がみんなこんな素晴らしいものを作る人であれば
戦争なんか起きないだろうな。

2011年12月02日

●Happy Day

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今日はKIDSの撮影。
子供って天才だなと思うことがある。
何にも縛られることなく発想ができる。
ずっとこの世界で仕事をしていると黒をつぶしてはならない
白トビしてはならない、構図をしっかり安定させなければならない
ピントは合ってなければいけない等等まことに多くの制約の中で撮影をするので
気づかないうちに知らず知らずの内に表現の幅をせばめている。

でも子供ってスゴイ!
様々な撮り方をする。。
今度は子供に習ってみようと思う。
ファインダーも覗かない写真。
目から脳に映像が送られ思考して指に信号を送りシャッターを切る行為と
目から直接指に信号を送りシャッターを切る行為を(そんなことは出来ないが
直感的にシャッターを切ることの極端な表現)試してみよう。
自分の頭で思考した写真の限界越えが出来るかも。