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2012年02月28日

●Ugrapy

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FCPでジングルを作ってみました。

この月は先日の月蝕の時に撮影したものです。
300mm f2.8にテレコンをつけてDXフォーマットで撮影してあるので
結構シャープに見えます。少しアンシャープマスクもかけてありますけど・・
こんなときはFXフォーマットよりDXのほうが利が有りますね。
撮影時はすごく冷え込んだので大気が安定してクリアな写真が撮れました。
そんな寒い中撮影したデータを眠らせておくのはもったいない!
と思いジングルに再利用してみました。

実は前日にFBにテストアップロードした後に
爆睡してしまいテストのまま公開!
今日撮影から帰って来て急いで音源付き完成品をアップロードしましたw
動画の編集はとても楽しくて時間が過ぎるのが早く感じますね。
しばらくは寝不足が続きそうです。

音源は著作権フリー素材から加工しました。
(音が出るので注意してください)

明日は関東も大雪という話し。
ワイパー上げておくかな・・

2012年02月12日

●CP+ 2012 備忘録

先日、横浜で開催されたCP+に行ってきました。

C300は手を触れることはできなかったのですが
至近距離から見ることができました。
確かに映像はすごく奇麗ですね。
でも一眼デジ動画とはまったく違うマーケットの為の物なので
違う世界のお話しに聞こえました。
ハリウッドのプロシューマー用ですかね?
Eoss5DMARKIIのユーザーはあまり乗り換えないのではないかな?
なので5Dはこのまま暫く活躍すると思う。

当日の会場では師匠に偶然遭遇!! したり
(カレーをご馳走になりました。ありがとうございました)
帰り際に同行のカメラマン石川氏と弁当食べたりして楽しい一日でした。

以下は自分用備忘録なので乱文多謝です。
専門的だし写真に興味ない方は読み飛ばしてください!


CP+では鹿野さんのセミナーがとても面白かった。なるほどと思うことしきり。
一眼デジで動画が撮影できるようになってきたということは
発注側企業様にとってもコストを大幅削減できるチャンスかもしれません。
以下は鹿野さんのお話し。

ロケバスで乗り付ける大規模ムービー撮影でしか出来なかった動画撮影が
小規模デジ一眼撮影で可能になります。
ムービーの場合は分業制でキャメラマンは撮影のみ
(ピント合わせもピントマンがいる!)
でしたが静止画像のカメラマンは照明は勿論、スタイリング、
ディレクションも出来るので経費も1/10程度に押さえられる。
企業は当然にちょっとした動画撮影(例えば動画によるインタビューカット、
企業内の教育ビデオや会社案内ビデオ等)は
動画制作のできるスチールカメラマンに発注する時代になるという話しでした。
確かにそうかも・・その件についてのご相談は是非上村写真事務所へ!

それととても同意した話しとしてマットボックスはNDフィルターを入れて
ハレ切りしてるだけだからいらないかもと思ってしまった。
スチールにはゼラチンフィルターホルダー付きのフードがある。
それで十分役目を果たせる。動画のキャメラマンはその存在を知らないらしい・・?

動画用レンズとしてフォーカスリングが使いやすく軽くて明るいので
フォクトレンダー(1756年にオーストリアのウィーンに創業)の
ウルトロン、アポランター、カラースコパー、ノクトンはありかも。
なんだか映画「トランスフォーマー」に出てきそうな名前ですが
これは全て歴史あるフォクトレンダーのレンズ名です。
所謂ジャジャピンになります。

音声録音は難しい。確かに。。
カメラ上のガンマイクはレンズの駆動音を拾うので合わせにしか使えないかな。

FCPXはメモリ16G以上、1TBのHDD4台でRAIDを組めば理想?
動画となるとやはりそれくらいは必要なんだ・・
D800の静止画は3600万画素もあるしメモリ増設は必要・・
ただ36.3メガピクセルだとA4程度の印刷物の撮影では
オーバースペックになり現像、転送時間等がもったいない。

ニコンもD800とD4の投入でやっと奇麗なムービーが撮りやすくなったかなという印象あり。

しかしD800とD800Eの解像感の違いはあまり分からないままだった。
ブースの人に聞くと800Eはローパスがない訳ではなくあることはあるらしい。
ただアルゴリズムを変えて解像度を増しているということらしい。。?どゆこと?
モアレはEのほうが出やすくなっているということですがその違いも確認できませんでした。
CAPTURE1で現像すれば少しはモアレは軽減できるのかな?でもEのほうが5万高。
5DmarkIIよりいいなと思ったのはDムービー撮影時に本体モニターに出力しながら外部モニターにHDMI出力ができるところとDXフォーマットを使って1.5倍の望遠撮影が出来るところ。
微速度撮影や1280x720で59.94fpsの撮影が出来るのもいい。
ただ5DmarkIIはビデオ転送レートは44Mbpsもあるけど
D4とD800の転送レートは分からないまま。
やっぱり同じ条件下で撮影した映像を見比べないとわからない。

D800の動画機能
記録画素数1920x1080 (29.97fps、25fps、23.976fps)今となっては標準か。
1280x720 (59.94fps、50fps、29.97fps、25fps、23.97fps)
映像圧縮方式はH.264/MPEG4AVC
欲を言えば動画撮影時にアクティブDライティングが使えると嬉しいな。
でもそれはFCPXかPSエクステンドでやればいいのかな・・・

動画機能に関して言えば
D800とD4の違いはより高感度撮影が出来るか否かと露出モード。

いままで動画の撮影では現場とポスプロをまたぐ人はディレクターさんくらいしか
いなかったらしい。
ソニーマスターあってのことだと思うけど色管理は写真のほうがシビアな感じあり。

動画撮影時のピクチャーコントロールのカスタマイズは必須。
デフォルトだとギラギラするという話し。

平山ジローさんのドリー、クレーン、スタビライザーの撮影裏の話しも面白かった。

あ、あとエリオット・アーウィットさんがいた。
写真を初めた頃からのファンだったので本人を見れて嬉しかった。
技術が進歩した現代でも彼の人間性が反映されたスナップはずばぬけて秀逸。

2012年02月01日

●Canon EOS C300

Canon EOS C300はとても気になるカメラですね。
ニコン派としてはD4の動画機能に期待したいところ。
D4はプロ向けの発表会が2/7.8にあるみたいなので楽しみにしています。

EOSムービーはスチールのカメラン達の可能性をひろげた歴史的なカメラだと思います。
僕も最近は「スチールから動画へ」の流れに乗ってムービーの撮影を始めました。
と、いっても息子の撮影ばかりだけど・・・
やり始めると凄く楽しい! もっと早くやれば良かった!
ムービーは音楽を入れた時に初めて命を吹き込まれるような感じがします。
撮り方としては始めに音楽があってそのリズムに載せた撮り方のほうが性に合っているのかな。
まだまだ研究中なのでその過程も含めてFBやこのblogに載せて行こうと思っています。
テストも兼ねて色んな物を撮影したいです。ご協力頂ける方募集中です。

ピュリッツァー賞受賞者のVincent Lafort氏のギアページがとても参考になります。