いやー、早いものでホームページリニューアルから一年経ってしまいました。
思い出したように更新するブログもなんとか続けてこれたのも皆様のおかげです。
いつも思うのですが、私という人間は本当に周りの方々に助けられて生きてる気がします。感謝です!!今夏は酷暑になると思いますが、暑さに負けずに、より熱い写真を撮影していきますのでよろしくお願いします!!

葉山での撮影中に出会った元気な子供達。
まるで文豪 井上靖の名作「しろばんば」「夏草冬浪」の世界をみている様でした。
昔は海への飛び込みを授業として取り入れていた時代もあったらしいけど、
今では懐かしい原風景となってしまいました。

2日間出張ロケしてシーカヤックに乗って来ました。
河で乗るカヌーとはまたひと味違った乗り心地。
波で上下し潮をかぶりはするものの風がとても心地よかったです。
しかし沖合にでて下を覗いてみると暗くて海中の底が見えない!!
すぐ下にサメなんかが泳いでいたらと考え始めると少し不安になりました。
ただ慣れてくると海から見る陸の風光明媚さに感動!
カヤックに食料を積み込んで日本をくるりと一周できたら楽しいだろうな。
実際にそんな人もいるみたいですけど・・とても羨ましい話ですねぇ。
海から見る日本の外周を全部パノラマ撮影で繋ぐと
100年後くらいには貴重な資料になるかも・・・
なーんて考えた2日間でした。

OLYMPUS様のアウトドアシリーズの雑誌広告を撮影しました。
現在、小学館「BE-PAL」8月号、「山と渓谷」8月号等に掲載されています。

オリンパス様の仕事で撮影したアウトドアシリーズの写真が秋葉原の量販店でPOPパネルになりました!合わせてカタログも設置されています。

1999年2月　撮影当日はどんよりとした天気でした。太宰治さんのファンだった僕は、三鷹市からの直接の依頼で取り壊される寸前の野川家の内外観を4X5インチの大判カメラを担ぎ、当時持っていたホルダー全部を使って撮影したのでした。

この写真は今回、三鷹市芸術文化振興財団から発行された冊子の中に使われた写真です。扱い(サイズ)は小さいのですが僕にとっては思い出深い写真です。

　「野川家」・・・太宰治さんのファンであれば誰でも知っている家。

　　山崎富栄さんの下宿先です。
　二人は最後にここから玉川上水へ向かい、自らの命を処断したのです。

　彼らが戯れたであろう狭くて黴くさい畳の部屋を撮影していると
　胸が熱くなったのを今も思い出します。