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2011年04月27日

●筋肉痛

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自転車トレーニングがたたって筋肉痛です。
最近は微力ながらのエコ活動と体力増進を兼ねて自転車こいでます!
学生の頃に自転車で九州一周をして以来、自転車好きなのですが
今週は調子にのって長距離を走り過ぎました・・・
あの頃は一日170キロを走破しても翌日にはまた同じ距離を走れていたのですが・
時間よもどってくれ!!・・・るわけないのでひたすらトレーニングなのです。
今年の目標は鎌倉到達!   がんばるぞぅっ!!

2011年04月15日

●テスト撮影

天気が良いので庭でHC210 f4のテスト撮影です。
ハイライト側が粘るので白色のドレス等白トビしやすいものには心強いです。
それとハイライトとハイエストライトの間の諧調も自然な描写。
ぼけ味が奇麗なので屋外でのポートレート等にも適していると思います。
ただ、当然に重量感がありますね。
ピントはウルトラフォーカスのおかげでしょうか、
P社と比べると断然シャープな気がします。。
難点は撮影時にカメラ本体のバックモニターでみるとピントがボケて見えること
画像を見た瞬間にビックリするくらいアウトフォーカスな感じがします。
しかしPHOCUSで現像してみるとカリカリにピンがきているのですが・・
わかってはいても、これはかなり心臓にわるいですね。
HASSELのバックモニターをお客様に見て頂く時は要注意かもしれません。

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全てHASSELBLAD H3DII-31 HC210 f4  手持ち撮影 スクエアにトリミング

●HC 210mm F4

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HASSELBLAD HC 210mm F4

新たにHC 210mm F4を戦列に加えました。
絞りをあけるとボケ感が素晴らしく美しいです。


2011年04月13日

●ニキの屈辱

作家の森見登美彦さんを撮影させて頂きました。
「文藝」2011夏号

同誌に発表された「カノッサの屈辱」ならぬ
「カノッサンの屈辱」(これは電塾における師のblog)でもなく、
「ニキの屈辱」(山崎ナオコーラさん著)を拝読しました。
カメラマンを題材にした小説で写真をやっている人ならば
とても興味を惹かれると思います。是非!ご一読を!

実は私も写真業に関する表現部分で
ほんのちょっぴりお手伝いさせて頂きました。


2011年04月11日

●SINSUI (神水)

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©AKIHIKO UEMURA 2011
HASSELBLAD H3DII-31 HC 50-110


水をライティングした作品を作成しています。
油や着色した液体ではなく純粋透明な水を撮影したもので加工なしの一発撮りです
長時間露光中に超高速閃光で露光するために長時間露光時のノイズ発生の問題やその対角に位置するCCDの高速閃光、即ち短時間露光時の総反則不規はあるのか等の疑問、はたまたフリンジ発生をどう克服するか等いろいろ壁があるのですが、技術的なハードルをひとつひとつ走破しながら撮影していくと水の素晴らしく神秘的な魅力に出会うことが出来ました。順次発表していきたいと思います。

2011年04月10日

●フリーズ!!

写真はフリーズ写真です。
閃光速度を調整することができます。
研究すればするほど興味が湧いてきてクリエイティビティを刺激されます。
新しいアイデアの撮影も試せるので最近はまっているのです。
特に水の表情を捉える撮影等では素晴らしい威力を発揮しますね。
夏用のイメージ撮影で活躍中です!!

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HASSELBLAD H3DII-31 HCマクロ120
©AKIHIKO UEMURA 2011

2011年04月01日

●Pray for Japan

久々の更新です。3月はいろいろあってとても長く感じました。
地震、津波、放射能汚染。こんなことをいうと東北の方々になにをおおげさなと怒られそうですが、ここ数週間の出来事は東京で生活している私の人生においても重大な出来事ばかりで人生感が変わる程の衝撃でした。
地震発生当時は秋葉原のビルの中にいて、そばにあった商品のテレビが落ちないように押さえていました。揺れが治まって外に出てみると車道にはたくさんの人々が出ていて車は一台も動いておらず不気味な静けさのなかで人々の緊張した話し声だけが聞こえるという異様な雰囲気だったのを覚えています。すぐに自宅に連絡したのですが、電話もメールも通じず家族の安否が気になりとても不安になりました。車は地下駐車場に停めてあったのですが一時的にビルの電気が通じていなかったらしく、すぐには出庫することができませんでした。間もなく電源が復帰するということだったので、地下で車に乗ったまま待っていたのですが暗い中にいると余計に不安になるので外の状況を見に行きました。すると目の前のビルの非常階段からどこかの専門学校生が大挙して下りてくるのが見えました。JRは全面ストップしていて街のあちこちに座り込んでいる人たちが大勢いました。中には気分が悪くなった方なのでしょう道路に直接横になっている人もいました。近くに携帯テレビを見ている方がいたので一緒に見せて頂き状況を把握することができたのですが、知れば知るほどにこれは大変なことになった!早く帰らなければ!という思いが強くなっていきました。車を出庫させ17号線を自宅に進むにつれ、歩道を歩く帰宅困難者の数が増していったのを覚えています。自宅に戻り家族の安否を確認できたときは本当にホッとしました。それからの数日はテレビの前から離れられなくなるほどの衝撃的なニュースばかり・・・正直、そんな厳粛な気分の中、ブログの更新をする気になれず今日まで至りました。仕事のほうは綱渡りでした。震災の翌週の撮影で秦野中井まで行かねばならなかったのですが、ガソリンが半分しか用意できず秦野でガソリンが入れられない場合は車を置いて一人では持ちきれない機材をアシスタントと一緒に背負って帰るつもりで行きました。運良く秦野中井のインター付近のガソリンスタンドで5分待ち程度で、しかも数量制限もなく満タンにすることが出来、その翌早朝からの撮影にも対応することが出来ました。中には中止や延期になる仕事もありますがこのような状況では当然のことといえます。今回の経験は被災地の方からは比ぶべくもないほどのものなのですが、それでもいろいろと考えさせられてしまいました。人間の考えたシステムや建造物等は自然に対していかに無力なのかを思い知り自然に対する畏敬の念を強めることになりました。自然(特に今回は水と火)に対しては奢らずに対抗し止めおく策を講ずる生き方よりも自然によりそい調和した生き方をすべきだと感じます。
私の知人も仙台で被災をしていてとても心を痛めています。
どうか早く復興し安心安全な日本を取り戻して欲しいものです。
そのために今は自分の職務に邁進することこそが
一番自分に出来ることなのだと考えています。