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2018年04月20日

●機材の話し

d850-3.jpg
iPad+NikonD850(Bluetooth接続)

D850がきて約2週間。
まだベンチを暖めている状態で実践投入に至っていません。
撮影の合間を縫ってテスト撮影を重ねています。

基本操作の使い勝手はこれまでのD800とそれほど変わらないので
手が慣れるまでそんなに時間はかかりませんでした。
画素数は4575万画素にまで増えました。
もう中盤カメラの撮影領域に入ってきていると言えます・・
大きなポスター撮影もほぼカバーします。
建築写真や風景写真ではこの高画素は本当に心強いです。

逆にハッセルやフェーズワンはシャッターを切るとき
ミラーアップのショックが激しく
屋外ではブレてしまうので、
もうデジタル一眼の方にアドバンテージが移ってきたかな。

常用感度は64から25600。上も下も増えました。
上に増えるのも有り難いのですがピーカンの動画撮影時、
低感度がとても有り難い時があります。
もちろん感度が高くなればノイズは増えてきます。
ISO2000くらいから暗部にシャドーがでてきますが
画素数が大きいのでA4くらいだと全くわかりません。
ソフトでノイズ低減するとISO25000まで普通に使えると思います。
暗い室内や夕方の撮影もこれまでとは比べ物にならないほど
綺麗に撮れるようになりました。

850-2.jpg
MacBookPro+NikonD850(usb3.0接続)

スタジオでテザリング撮影するときにも選択肢が増えました。
Lightroomでのテザリング撮影もusb3.0を接続し簡単にセットアップできます。
(もっともこちらは最新バージョンへのアップグレードが必要でした。Law現像も然り)

あと、SnapBridgeが使えるので
Lawデータを本体内のカードに残し
2Mの軽量データをiPadやスマートフォンに送信することができます。
この機能はロケの多いカメラマンは大変重宝すると思います。
PCを持って行って皆で確認するまでもないかなと思うときに
IPadで構図やピントを瞬時に(と行っても10秒かからないくらい)
確認できるのは有り難いです。
でもなんでサムネイルがスクエアフォーマットなんだろう?

1ショット2Mに自動で圧縮して送信してくれるので
メモリーも圧迫しなくて済みますし、
連写時にはカメラ内バッファに送信データを貯め
そのデータをカメラオフ時にもiPadに送信してくれたりします。
さすがニコンさんよく出来てますねぇ。
あと気を付けないとならないのはBluetoothではLawとTiffは送信できません。

もちろんWi-Fi接続もカメラ単体でできます。
こちらはLawの送信もできます。でもとても遅いです。
煩雑なスタジオ撮影で使用する気になれません。
Wi-FiにするとiPadやスマートフォンからカメラの限定的な機能を操作できます。
例えばリアルタイム画像をモニタリングしながら
モニター上でフォーカスポイントを指定し
リモートシャッターを切ることがてきます。

良いことづくめですが難点もいくつかあります。
画素数が大きいのでカードはQDXとUHS-II対応のSDになるのですが
(もちろんUHS-Iでも大丈夫でしたけど・・)
出始めた頃よりどちらも価格が上がっています。
まぁ需要と供給ですから仕方のないこととは思いますが・・・

それと純正のLaw現像ソフトが遅い! ので他社製を使用しています。

動画は4K30pがFXフルフレームで撮れます。
広角レンズの資産がそのまま使えて便利。

動画撮影時もアクティブDライティングが使えます。
真夏の影が強い時期には「ちょこっとレフ」として使えて便利。

スロー出力が1080で30pと25pでできます。
これスロー出力時にフリッカー対策が出来て超有り難いです。

ライブビュー時のオートフォーカスは相変わらず残念な感じす。
この部分は動画撮影の時かなり重要なのですが・・・
この点ソニーさんは何年か先をいってるようです。
特にα6500のフォーカスは爆速ですね。
同社のミラーレス一眼よりも頭一つ抜けている感じがします。

皆さんSONYさんへの変更は気になっていると思いますが・・・
SONYさんの「α7III」良いですよね・・・

機材買うために頑張るぞぅっ!
っていうのはなんだか違うな・・・

ファぃっ!