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2011年11月13日

●新宮参り

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先週撮影したデータを朝迄処理した翌朝はお宮参りでてんやわんやでした。
お宮参りは無事な出産のご加護に感謝し、
赤ちゃん がすくすくと育つようにお祈りする人生儀礼。
どうせなら思い出に残る場所でと思い眠たい目をこすりながらも
都心とは思えないほど緑豊かな明治神宮に参拝することにしました。


なんせ奥さんと子供は退院後初めての外出になりますので
体力がもつかどうかの心配、
途中の授乳の場所、方法&タイミングの心配、
はたまた祈願の時に泣き出してしまわないか?
等未体験なことばかりなので準備に気を使いました。

未体験ゾーンへの突入は
まずはチャイルドシートを取り付けるところから始まります。
家から明治神宮までは首都高使用でたったの25分なのですが
法律でチャイルドシートを準備しなければなりません。
シートは首座りがまだなので
apricaの回転式でリクライニングするものを準備しました。
でもこれ取り付け方法は極めて複雑。印刷物の説明書もありましたが
付属の取り付け説明用DVDを見ながらでないと難しかったかもです。
ベビーカーも必要かと思って見てみるとA型とかB型とかあるんですね。
いったいなんのことか分かりませんでしたが、
要はA型はフラットになり新生児からでも使え
B型は腰座り後に使うものという話しです。
まだ生後一ヶ月なのでこれは迷わずCOMBIのA型に決定。
が、しか-し! 明治神宮は途中タマジャリなので使用しませんでした・・っ・・

当日の朝の準備はとても忙しかったです。
起床→朝食→授乳→オムツかえ→それぞれ3人の入浴→再び授乳→オムツかえ→
祖父が車で迎えに来て奥さんは美容院に→
自分の車を洗車と給油→祖母がきて着付け(勿論着付け直前に授乳)→
車の機材を下ろして後部のサードシートを出し7人乗り仕様にセット→
祖母が頼んでおいてくれた赤飯のお重や宮参り用着物も積み込み完了。
勿論おむつも持ったしミルクの準備OK。しかしここまでですでに疲労感ありです。
そしていざ明治新宮へ・・

調べてみると明治神宮は「宮参り」に限っては予約はできず当日受付のみ
ということでした。さらにその日は七五三も重なっているので
参列する人数が揃った時点で受付を済まし
そのまま入宮しなければなりませんでした。
なので予約せずに出発。到着したのは12時を少しまわったあたりでした。
係のひとにお宮参りに来たことを告げるとすでに第一、第二は満杯なのか
第3駐車場へ入庫してくださいとのこと。
指示通りに移動してみると昼をまわったあたりでしたがすでに満車に近い状態です。
駐車してみんなにはそのまま駐車場で待ってもらい
受付の様子を見に行くと大多数は七五三に来てる方ばかりで本殿前は大にぎわい。
時間がかかるかもしれないのでみんなそろった所で早めに受付をすまし
早速本殿に入ることにしました。
列に並ぶとベルトコンベヤー式に次々と神事をこなして行きます。
最初はお杯を頂き本殿まえへ移動。
月代を根元から本殿にささげて二礼、二拍手 、一礼。
終わったらすぐに神楽殿前へ移動して少し待ち、人数が揃ったら神楽殿へ。
この間似たような家族がいらっしゃり祖母どおしは共感しあったのか
共に孫の顔立ちや髪の毛ふさふさですねー! なんて会話をしていました。
中に入るとまたいろいろと神事が行われるのですが印象深かったのは
巫女による雅な大和舞いでした。どれくらい前からある踊りなのでしょう。
お宮参りという名前で呼ばれるようになったのは室町時代からとありますが
伝統の踊り「大和舞い」はもっと大古の感じがします。
お参りするだけと思っていたのでちょっと得した気分です。
しかし当時はこの神楽殿で泣かれると
他の参拝客に迷惑がかかるのでひやひやものでした。
(結局出発前にたくさん飲ませたおかげか
彼は最後迄ずっとすやすやと寝ていたので助かりましたが・・・)
神事が済むとお食い初め用の漆器、お札、お神酒をお土産として
頂き神楽殿外へ退出しお参りは終了です。
参拝の後は本殿前でみんなで撮影。
日の角度も丁度良い感じな時間でよい写真が撮れました。
着物組はこの時点で腰の痛み等を訴え始めていたので終わった後はどこにもよらずにさっさと帰路の首都高へ。
帰り道は車内で着物から洋服に着替えつつも、いやー泣き出さずによかったー!
お天気よかったー! でも疲れたー! とわいわい楽しい時間を過ごすことができました。
ふ~っ・・撮影の方がよっぽど楽だな。。。

なんだか最近子育てブログになってきたような・・・
いっそのこと子育てカメラマン宣言でもしてみるかな・・・

育児疲れしてもがんばるぞぅっ!

祖父母の多大なるご協力に感謝します。


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